スタッフ

企画・監督

大宮浩一(おおみや・こういち)

1958年生まれ。映画監督、企画、プロデューサー。日本大学芸術学部映画学科在学中より、映像制作に参加。『ゆきゆきて、神軍』(87・原一男監督)等で助監督を務める。その後、フリーの演出家として民族博物館等の展示映像をはじめ、CM、VP、教育映画などを制作。93年、有限会社 大宮映像製作所を設立。主な企画・プロデュース作品に、『よいお年を』(96・宮崎政記監督)、『JUNK FOOD』(98・山本政志監督)、『DOGS』(99・長崎俊一監督)、『青葉のころ よいお年を2』(99/宮崎政記監督)『踊る男 大蔵村』(99/鈴木敏明監督)等。2010年、ドキュメンタリー映画『ただいま それぞれの居場所』を企画・製作・監督。同作は、介護保険制度導入から10年を経た介護福祉の実状と、自らの理想とする介護を実現するため施設・事業所を立ち上げた若い介護スタッフたちの取り組みを描き、平成22年度文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞。同年、若い介護スタッフたちが主催したトークライブと彼らの日常を記録した『9月11日』を企画・製作・監督。『ただいま〜』の続編が完成間近。

『ただいま それぞれの居場所』
『9月11日』

撮影

山内 大堂(やまうち だいどう)

1982年生まれ。日本映画学校映像ジャーナルゼミ在学中から撮影としてドキュメンタリー映画制作に携わる。主な撮影作品に『バックドロップ・クルディスタン』(07・野本大監督)、『アヒルの子』(10・小野さやか監督)、『ただいま〜』、『9月11日』。『ドコ二モイケナイ』(島田隆一監督)、『ただいま〜』の続編等が公開待機中。

編集

遠山慎二(とおやま しんじ)

1981年生まれ。日本映画学校卒業後、フリーランスとしてドキュメンタリー、教育映画、VPなどの制作、演出、撮影、編集を手掛ける。2007年、映像製作者、グラフィックデザイナーによるグループ、RESTA FILMSの立ち上げに参加。主な編集作品に『URINARA 祖国—母のまなざし、息子の声』(05・河真鮮監督)。主な撮影作品に『旅芸人の海』(08・成瀬慧監督)、『9月11日』等。

整音

石垣 哲(いしがき さとし)

1959年生まれ。株式会社イメージファクトリィ 取締役。テレビ、ラジオの音響効果マンとして、数々の作品に参加。ラジオの参加作品では、芸術祭賞、民間放送連盟賞、ギャラクシー賞、クリオ賞、ACC賞の受賞歴がある。ゲームやアニメーション作品の音響効果マンもつとめ。近年は、テーマパークや施設のサウンドデザインチームに参加。『ただいま〜』『9月11日』ではサウンドデザインをつとめる。

構成

辻井 潔(つじい きよし)

1979年生まれ。日本映画学校在学中に、ドキュメンタリー映画『国分寺リズムボーイ』を撮影・編集・監督。編集助手を経て、『パレスチナ1948・NAKBA』(08・広河隆一監督)を共同編集。主な編集作品に、『花と兵隊』(09・松林要樹監督)、『ただいま〜』、『9月11日』、『ミツバチの羽音と地球の回転』(11・鎌仲ひとみ監督)等。『ぼくたちは見た -ガザ・サムニ家の子どもたち- 』(11予定・古居みずえ監督)、『ドコニモイケナイ』、『隣る人』(刀川和也監督)、『ただいま〜』の続編等が公開待機中。

企画

長尾和宏(ながお かずひろ)

1984年東京医大卒。大阪大学第二内科入局。医学博士。95年、阪神大震災後に尼崎市で開業。年中無休体制で在宅医療にも従事し約450人の患者さんを看取る。著書に「町医者力シリーズ1~5」、「パンドラの箱を開けよう」(エピック)。朝日新聞電子版・アピタルに毎日執筆、個人ブログは医師部門第一位。